中村芝翫は4人きょうだい(兄弟姉妹)の末っ子「怒られた記憶はほとんどない」

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連日、「不倫問題」でネットニュースを賑わせている中村芝翫(なかむらしかん)さん。

中村芝翫さんは4人きょうだいの末っ子、姉が二人&兄が一人いらっしゃいます。

芝翫さんは末っ子ということもあり、父親に怒られた記憶はほとんどないと話しておられました。

ほかの3人のきょうだい(姉&兄)はどんな人たちで何をしているのでしょうか?

調べてみました!

(※本文中の年齢はすべて2024年6月23日現在のものとして表記しています)

目次

中村芝翫の兄弟姉妹は?

歌舞伎役者の中村芝翫さん(なかむらしかん・58歳・2024年6月23日現在)の兄弟姉妹は、姉が二人&兄が一人です。

芝翫さんは4人兄弟の末っ子です。

長女:光江(みつえ・66歳)

次女:好江(よしえ・65歳)

長男:栄一(えいいち・63歳)=中村福助(なかむらふくすけ)

次男:幸二(こうじ・58歳)=中村芝翫(なかむらしかん・当代・三田寛子の夫)

※年齢は2024年6月17日現在

中村芝翫・一番上の姉は日本舞踊中村流家元の中村梅彌

毎日新聞より

中村芝翫さんの一番上の姉は光江さんで、日本舞踊家の中村梅彌(なかむらうめや)さんとして活躍中です。

中村梅彌(なかむらうめや)

本名:石川光江(いしかわみつえ:旧姓・中村)

生年月日:1957年12月12日

年齢:66歳

出生地:東京都港区

両親:七代目中村芝翫(父親)・中村雅子(母親)

2011年10月、光江さんは亡くなった父・中村芝翫さんの跡を継いで二代目中村梅彌として日本舞踊「中村流」の家元を継承していらっしゃいます。

日本舞踊「中村流」とは

文化・文政期に活躍した歌舞伎役者である三代目中村歌右衛門を流祖とする流儀。
歌舞伎の成駒屋の役者が代々家元を継承しており、歌舞伎所作の本筋を重視しているのが特徴である。

現在の中村流の宗家に九代目中村福助さん(現在の中村芝翫の兄)、相談役に八代目中村芝翫さんが就任しています。

中村芝翫・2番目の姉は中村勘三郎夫人

中村芝翫さんのもう一人の姉は、亡くなった中村勘三郎さんの奥さんです。

次女の好江さんが中村勘三郎さんに嫁いだことにより、中村芝翫さんと中村勘三郎さんは義理の兄弟となりました。

本名:波野好江(なみのよしえ旧姓・中村)

生年月日:1959年4月12日

年齢:65歳

出生地:東京都港区

配偶者(夫):故・中村勘三郎

両親:七代目中村芝翫(父親)・中村雅子(母親)

中村芝翫さんの姉・好江さんは、亡くなった勘三郎さんとの間に二人の男の子がいます。

好江さんの家族(子供と孫)は・・・

長男:波野 雅行(なみの まさゆき・42歳)=六代目 中村 勘九郎

次男:波野 隆行(なみの たかゆき・41歳)=二代目 中村七之助

義理の娘:波野 愛(なみの あい・40歳)=前田 愛(女優・長男勘九郎の嫁)

孫:波野 七緒八(なみの なおや・13歳)=三代目 中村 勘太郎

波野 哲之(なみの のりゆき・11歳)=二代目 中村 長三郎

中村芝翫・兄は歌舞伎役者の中村福助

中村芝翫の兄・中村福助は美貌の女形

大病をする前の中村福助・「助六」で揚巻を演じる福助

中村芝翫さんの兄・栄一さんは歌舞伎役者の中村福助(なかむらふくすけ)さんです。

中村福助(なかむらふくすけ)

本名:中村栄一(なかむらえいいち)

生年月日:1960年10月29日

年齢:63歳

出生地:東京都港区

配偶者(妻):中村香璃(なかむらかおり)

子供:長男:中村 優太(なかむら ゆうた・30歳)=六代目 中村 児太郎(なかむら こたろう)

長女:中村佳奈(なかむらかな・27~28歳と思われる)

両親:七代目中村芝翫(父親)・中村雅子(母親)

中村児太郎(なかむらこたろう)時代から可憐な美貌で知られる女形さんでした。

名門成駒屋の立女方(たておやま=人気&実力が伴い主役を張ることができる女形役者のこと)として活躍されており、2014年3月に成駒屋の大名跡「中村歌右衛門」を襲名することになっていました。

中村芝翫の兄・中村福助は生死にかかわる大病をした

中村福助インスタグラムより

襲名が発表された2か月後、脳内出血という大変な病にみまわれ、中村福助さんの歌右衛門襲名は無期限延期になってしまいます。

発症当時、医者から「巨大な脳出血。生きるか死ぬか、よくても車いす生活」と言われたのだそうです。

脳内出血により、役者生命は絶たれたかと思われていましたが、中村福助さんは「歌舞伎役者としてもう一度舞台に立ちたい」との強い思いから、懸命にリハビリに励まれました。

その甲斐あって2018年9月、舞台に復帰。

今もまだ脳内出血の後遺症の影響が残っており演じることができる役柄は限られるものの、中村福助さんは現在もリハビリを続けながら歌舞伎の舞台に立っていらっしゃいます。

中村芝翫は歌舞伎界のサラブレッド・成駒屋4人きょうだいの末っ子

中村芝翫は名門「成駒屋」の末っ子

中村芝翫さんは、七代目・中村芝翫さんと妻・雅子さんの間に4人きょうだい(姉&兄弟)の末っ子として生まれました。

中村芝翫(読み方:なかむらしかん)

本名:中村幸二(なかむらこうじ)

生年月日:1965年8月31日

年齢:66歳

出生地:東京都港区

父親:中村 眞喜雄(なかむら まきお)後の中村 榮次郎(なかむらえいじろう)=七代目中村芝翫

母親:中村雅子(なかむらまさこ)

祖父:中村 慶次(なかむら けいじ)=五代目中村福助

曾祖父:中村 榮次郎(なかむら えいじろう)=五代目 中村 歌右衛門

お父さんとお爺さんが同じ本名!?
何でそんなことになってるの?

昔は、武家や農家や商売をしている家では、家督を継ぐ際に先代や父方の祖先の名前(屋号のみならず個人名も)を襲名し、解明するという習慣があったためです。

祖名相続といわれ、、新しい世代に家長が代わっても、「家業はそのままですよ。先代と同じ水準の仕事をします。今までと変わらぬ商品や芸を提供します」ということを今までのご贔屓筋やお得意さんたちにわかりやすくするために、代々同じ名前を名乗っていたそうです。

その家が獲得した社会的信用、お得意様や仕入れ先や同業者などに対して、「家長(経営者)は変わっても社会的期待を裏切ることのない努力を続けます」という、名前を襲名するということは「先祖代々の功績に恥じない働きをします」という後継者の決意表明でもありました。

そのため、現在の中村芝翫さんの父親の七代目芝翫さんは、曾祖父が亡くなったあと、ご自分の本名「中村眞喜雄」を曾祖父の名前である「中村榮次郎」に変えています。

現在の中村芝翫さんは、父親だけではなくお爺さん、曾お爺さん、その兄弟たちもみんな歌舞伎役者(しかもみんな超大物!)というゴリゴリの名門役者一家・成駒屋の御曹司、サラブレッドであることがわかりました。

中村芝翫はお坊ちゃまで「怒られた記憶はほとんどない」

NHKアーカイブスより

歌舞伎界の超名門・成駒屋の御曹司として生まれた中村芝翫さん。

4人きょうだい(姉&兄弟)の末っ子ですぐ上の兄・中村福助さんとも5歳年齢が離れていることもあり、ものすごく可愛がられて育ったようです。

そのため・・・

怒られた記憶はほとんどない

と過去のインタビューで話しておられたのを覚えています。

4歳で本名の「中村幸二」で初舞台を踏むと、堂々とした舞台ぶりから名子役として評判に・・・

優秀な女形を次々と輩出してきた成駒屋の中では珍しく、芝翫さんは「立役」(男役)の役者として若いころから頭角を現していきました。

その活躍は本業の歌舞伎だけにとどまらず、14歳の時(1980年)にはNHK大河ドラマ『獅子の時代』、22歳の時には『武田信玄』(1988年)に出演。

歌舞伎ファンだけでなく、お茶の間での知名度も上がりました。

極めつけは1997年、中村芝翫さん(当時は橋之助)31歳の時には『毛利元就』(1997年)で主役の毛利元就役を演じ、国民的人気者になりました。

本業の歌舞伎でも、端正ですっきりとした容姿&芝居巧者ぶりが評判となり、歌舞伎界の人気花形としての確固たる地位を築きました。

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